琥珀
琥珀色の珈琲を求めて、一度は訪れたい『珈琲アロー』(熊本)。

“琥珀色の珈琲”を求めて全国の珈琲好きが一度は訪れたいと思う場所が、熊本市役所すぐ近くの銀杏通り沿いにあります。

路面電車

熊本市内の繁華街にあたりますが、昼間は静かなもの。赤い矢印看板が目印の年季の入ったお店が見えたら、そこが『珈琲アロー』です。

昭和39年(1964年)の11月に開店ということですが、その年は東京オリンピックが開催された年。マスターはバーテンダー、菓子職人を経て、

「わざわざここまでコーヒーを飲みに来てくれるお客さんだけを相手したかったから」

ここに店を開いたそうです。

古き良き時代を想わせるバーのような雰囲気の店内。最近はメディアで取り上げられることも多く、全国から、

「あの珈琲を飲みに来ました」

というお客さんが毎日のように来店するそうですが、

「もう学生時代から」

というような数十年来の常連さんが中心。

古くは、

「珈琲は好きではない」

としていた作家・三島由紀夫も一度訪れ、その美味しさにその後も足繁く通ったという、熊本を代表する歴史ある名店です。
珈琲アローは珈琲・500円、その一品のみ。他にメニューはありません。アイスという選択肢もありません。

メニューはこれ一つなので、店に入って席に着くだけ。注文しなくても大丈夫なのです(笑)。最初に水を出されて、その後に珈琲が提供されます。

集中しながらドリップされること約15分。丹念に淹れられた珈琲を見た瞬間、衝撃を受けます。

「本当に琥珀色だ!」

かなり薄い茶色で透き通ってカップの底まで見え、店内の灯りが表面を流れて煌めけば、まさにあの宝石の琥珀を連想させます。

琥珀

こちらが「琥珀」。こんな色の珈琲なのです!

これは焙煎せずに珈琲を抽出しているためで、普通のいわゆるコーヒーとは全くの別物。

香りはほのかにコーヒーを感じさせるものがある自然な甘さ。特有の刺激感はまったくなく、上質で繊細な旨味だけが残ります。

「本物のコーヒーは真っ黒じゃなくて、琥珀色」

というのがマスターの主張。

確かに西田佐知子の唄ったヒット曲『コーヒー・ルンバ』には、

「♪しびれるような香りいっぱいの こはく色した飲み物を教えてあげました♪」

とありますが…正統か異端かの議論はさておき、珈琲が好きな方は一度は飲んでおくべき珈琲であることに間違いありません。

「近頃のドリップケトルは先が真っ直ぐなのばかりで、使いにくくなった。先は曲がってないと」

こんな事を話しながら、マスターは今日も全国からのお客さんを迎えて琥珀色の珈琲を淹れていることでしょう。

2020年の東京オリンピック開催まで、もう僅かです。

PODCASTLIFE-珈琲アロー

~この記事の珈琲店のご案内~

珈琲アロー

熊本県熊本市中央区花畑町10-10
アクセス:熊本市電・花畑町駅 徒歩2分
定休日:不定休
お店のHP:なし

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  • 世界に語り継がれる伝説の珈琲店、青山『大坊珈琲店』。

    青山で38年間、変わらぬスタイルで営業を続けた大坊珈琲店が閉店してから約2年。

    コーヒー好きによく知られた名店で、店主の大坊勝次氏が豆選びから焙煎・ブレンドを行い、ネルドリップで作るコーヒーは濃いめながらもほのかな酸味と甘味が苦味をまろやかに包み込む、すっきりとした味わい。

    村上春樹さん(『夢のサーフシティ』には店が実名で登場)、向田邦子さん、小沢征爾さん、糸井重里さん…大坊珈琲店は、多くの文化人も通った珈琲店でした。

    営業に幕をおろすにあたり、大坊さんはその記録である『大坊珈琲店』という一冊の私家本をつくりましたが、限定刊行された同書籍は多くの声から一般通版として再刊。大坊珈琲38年の歴史が広く知られることに。

    大坊

     

    ブルーボトルコーヒーの創業者ジェームス・フリーマンが衝撃を受けた日本の珈琲店の代表的存在として大坊珈琲店を紹介しているように、いまや海外からも注目され、そのマニュアルの英訳書が刊行されるほど。

    コーヒーを淹れる大坊さんの佇まい、ストイックで静謐な店内空間。大坊さんの珈琲へのアプローチは茶道に通じる…そんな印象を感じた人も多いと聞きます。注がれるお湯は糸のように細く、言葉少なに、無駄のない美しい所作で淹れる。

    映画『A Film About Coffee』予告編
    目覚めのコーヒーをテーマに一杯のコーヒーが届くまでの過程を紹介するドキュメンタリ-ー映画。本予告篇の冒頭には、今はなき東京・表参道の名純喫茶「大坊珈琲店」も登場。

     

    開業当時から心に決めたこと。

     

    「年中無休です」

    「お店の見えないところで何かをしない。全部、お客様の見えるところで行う」

    「深煎りが大坊のコーヒー」

    「笑顔がある味のコーヒーを淹れる」

     

    …大坊さんは静かに約束をして静かに守る人。ですから、

     

    「店を閉めます」

    と言ったその言葉を疑う人はいませんでした。
    そして2013年12月、閉店を告げる一枚の貼り紙がされ“伝説の珈琲店”となったのです。

    大坊さん自身がその多くを語った糸井重里さんとの『ほぼ日刊イトイ新聞』での対談は、大坊珈琲店の物語を知る上で大変貴重なものです。コチラをご覧ください。
    https://www.1101.com/daibou/2014-07-17.html

    大坊珈琲店で働いていたスタッフのうちの1人、古屋達也さんが、大坊さんが開店した同じ27歳で自身の珈琲店をスタートさせました。

     

    「大坊珈琲店は水面に落ちた一粒の珈琲豆から波紋がゆるやかに広がっていくように、若い世代にも及んでいる」

     

    (『恵比寿のCoffee Tram、名店の記憶と新しい魅力の誕生』より。記事全文はコチラ http://allabout.co.jp/gm/gc/445054/)

    国内外問わず多くの人に愛された大坊珈琲店。

    現在でもその伝説を語り継ごうと、ワークショップやトークイベント、写真展が頻繁に開かれています。

     

    ~この記事の珈琲店のご案内~

    大坊珈琲店

    すでに閉店。

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  • コーヒーエチオピア
    福岡・天神の「珈琲美美(びみ)」は九州を代表する珈琲店。

    珈琲美美(びみ)は、現在では福岡のみならず、九州を代表する珈琲店です。創業は1977年の12月、福岡県福岡市天神・今泉地区にオープンしました。

    2009年の5月に、約31年間店を構えた今泉地区から福岡市赤坂の護国神社向かいの国体道路沿いに移転されました。

    外観は、石と木を基調とし、モダンな雰囲気ですが、どこか懐かしさを感じます。店内は白と木を基調に、落ち着きのある空間でいただく珈琲の味わいを更に深めてくれます。

    店舗の1階部分は珈琲豆の販売、2階部分がカフェとなっています。カウンターに座ることもでき、そこからはオーナーである森光さんが豆を挽いてゆっくりとコーヒーを入れてくれる様子をみることもできます。
    落ち着いた雰囲気に浸りながら、コーヒーと一緒に読書を楽しんだり、日常の喧騒からしばし離れることができ、福岡市の中でもおしゃれな場所に面していることから人気があるお店です。

    珈琲美美のオーナーである森光宗男さんは、

    「珈琲はモカにはじまり、モカに還る・・・」

    を信条に、「ネル・ドリップ」によって抽出される「モカコーヒー」を提供しています。

    森光さんは、イエメンやエチオピアと実際にお店で使用されているコーヒー豆がどのような過程を経て、お店に届くのかを実際に現地に何度も足を運び、自ら体験しています。
    そこで目にした、急斜面の山岳地帯に植えられているコーヒーの木。大切に育てられて、大切に受け継がれてきたモカコーヒーに対するオーナーのこだわりが感じられるエピソードではないでしょうか。

    コーヒーエチオピア森光さんは、

    「おいしいコーヒーより記憶に残るコーヒーをお客様に提供したい」

    と創業以来取り組まれています。
    (http://www.mocha-club.net/wataru/next/jikabaisen/0907/bimi.htm)

    また珈琲美美では通販サイトでも珈琲豆の販売をおこなっています。「ブレンド珈琲」・「ストレート珈琲」・「スペシャル珈琲」と大きく3つに分類された様々な特徴を持った珈琲豆を販売しています。100グラムからの販売をされており、全国各地に発送することも可能です。

    販売されている珈琲豆は中近東やアフリカ、南米産など普段私たちが生活していてなじみがない地域の品となっていますので、日頃の生活とは少し違った「異国の情緒」を味わうことができるものとなっています。

    COFFEE CLUB(香人倶楽部)外伝第10夜後編(珈琲美美)

    ~この記事の珈琲店のご案内~

    店名:珈琲美美
    住所:福岡県福岡市中央区赤坂2-6-27
    アクセス:福岡市営地下鉄七隈線 桜坂駅から徒歩10分
    西日本鉄道(西鉄バス) 12番 NHK放送センター入口下車 徒歩2分
    定休日:毎週月曜日
    お店のHP:http://cafebimi.com/

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  • 祖父
    地域に愛される珈琲店「そふ珈琲」は素朴なケーキとともに。(福岡)

    そふ珈琲は、福岡市城南区の六本松と別府をつなぐ別府橋の近くにある別府一丁目商店街に2012年4月にオープンした珈琲店です。オーナーは吉田大祐さんと奥さんのご夫婦で営まれているお店です。

    そふ珈琲の店名の元になった「そふ」は吉田さんのおじいさんをモチーフにしてつけられたそうで、まじめであったおじいさんを尊敬していたことから店名に用いたそうです。

    お店の外観や内装はライトグレーで統一されており、元々は築50年であった建物をリノベーションしたものとは思えないような、シンプルで洗練された清潔感あふれる印象です。

    オーナーである吉田さんはそふ珈琲をオープンするまで岡山県にある「エスプリ珈琲店」で修行をされました。修行時に培った焙煎技術で自家焙煎しているコーヒーは、
    珈琲豆が持っている特長を最大限に引き出すべく、コーヒーの抽出にはネル・ドリップ式を採用しています。そうすることで滑らかで口当たりの良いコーヒーを生み出すことができるのです。

    祖父

    またお店のメニューにも吉田さんのこだわりが感じられます。ブレンドの種類を、

    「ほろにが・かろやか・にがみ・さんみ」

    と味を言葉のイメージで表すことで普段コーヒーになじみのない人でも気軽に選べるようになっています。
    その他にもストレートコーヒーやエスプレッソ、紅茶やフレッシュジュースなどバリエーション豊富なメニューが用意されています。

    店内で出されるケーキやお菓子は吉田さんの奥さまが焼かれたものになっており、こちらも非常に人気あるものになっています。
    季節の食材もふんだんに取り入れ、さまざまなスイーツを味わうことができることも「そふ珈琲」ならではの魅力といえます。一番人気なのはコーヒーシュークリームです。
    こちらはコーヒーとのセットで50円引きになりますので、こだわりのコーヒーとともにぜひご賞味ください!

    また、夏季はそふ珈琲のかき氷も知る人ぞ知る人気メニュー。イベントに出店されることもあり、そこで食べたことのあるという方も多いかもしれません。

    製氷屋さんのカキ氷

    まだオープンして間もないお店ではありますが、コーヒーへのこだわりとさまざまなスイーツで地域に愛され、お客さんとして昔から地域に住んでいる地元の方や、近くにある団地やマンションに住むファミリー層など幅広い年齢層の方が気軽に訪れるお店です。

    ~この記事の珈琲店のご案内~

    店名:そふ珈琲
    住所:福岡県福岡市城南区別府1-3-11
    アクセス:福岡市営地下鉄七隈線 別府駅から徒歩5分
    西日本鉄道(西鉄バス)別府橋バス停から 徒歩7分
    定休日:毎週水曜日
    お店のHP:http://sofucoffee.blogspot.jp/

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  • 一杯のコーヒー
    オーナーのこだわりが詰まった一杯「三和珈琲館」(福岡)

    三和珈琲館は、福岡市城南区六本松に六本松店が1974年8月にオープンしました。
    また、1980年には福岡市西区徳永に今宿店をオープンしました。昔ながらの趣が味わえる六本松店と、新装された今宿店の外観の新しさが対照的なお店ですが、どちらとも出される珈琲の素晴らしいことに変わりはありません。

    一杯のコーヒー

    三和珈琲館は、まだ東京や京都、神戸と本格的な自家焙煎店が出される前から自家焙煎をはじめたお店です。さまざまな側面から業界の先駆け的な存在の三和珈琲館は現在でも多くのお客様から愛される名店です。

    三和珈琲館がこだわり抜いているのは珈琲豆の選別方法です。取り扱っている珈琲豆は、インドネシアやブラジル、コロンビア、コスタリカなどの産地から仕入れており、日本国内では珍しい珈琲豆の取り扱いも行っています。

    その中でオーナーである井出一博さんがこだわるのは、仕入れた珈琲豆を2回、3回と選りすぐったものを使用することです。コーヒーの風味や酸味などがまるで違う、黒豆や虫豆といった死に豆を取り除き、
    本当に美味しい一杯を生み出すための細かな努力が詰まっています! 市販で販売されているコーヒーは三和珈琲館では取り扱っていないクラスの商品になりますので、一度三和のコーヒーを飲むと他のコーヒーを飲めなくなってしまうと評判の一杯です。

    愛と誇りのブレンド 体験レポート 「天神エスプレッソ25号」

    三和珈琲館は、珈琲教室も開催されています!料金はコーヒー2杯付きで2000円。コーヒーミルと布ドリップを使用したコーヒーの抽出方法を学び、
    「ご家庭でも再現できるように」をモットーとした教室になっており、多くの受講者の方が「こんなに甘くて美味しいコーヒーを飲んだことがない!」と大絶賛される内容になっています。

    三和珈琲館はさまざまな種類の珈琲が楽しめることも魅力ですが、食事のメニューも豊富です。
    基本的にはコーヒーセットが1080円(コーヒーはマイルドブレンド、またはアイスコーヒー(アイスは+70円)で食べることができ、手作りハンバーグや高菜ライス、ナポリタン、カレーライスなど多種多様な食事を楽しむことができます。
    料理単品は780円で注文することができますので、ブレンドコーヒー以外のコーヒーと料理を楽しむことも可能です。

    ~この記事の珈琲店のご案内~

    店名:三和珈琲館 六本松店・今宿店
    住所:福岡市中央区六本松4-1-14(六本松店)、福岡市西区徳永17-11(今宿店)
    アクセス:福岡市営地下鉄七隈線 六本松駅から徒歩3分
    JR筑肥線九大学研都市駅を下車後、徒歩8分
    定休日:年末年始 六本松店、年中無休 今宿店
    お店のHP:http://homepage1.nifty.com/sanwacoffee/frame.html

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  • コーヒー
    世界第3位のマスターが淹れる「自家焙煎珈琲 蘭館」(福岡・太宰府)

    「自家焙煎珈琲 蘭館」は、福岡県太宰府市五条に1978年から続く喫茶店です。福岡で有名な太宰府天満宮の近くに位置し、地元の人のみならず珈琲好きな人たちが県外からも多く訪れる人気店です。
    コーヒー

    外観はレトロな昭和っぽさが漂うもので、何も知らない人が見ると開いているのか不安になるような雰囲気ですがちゃんと営業しています。現在、お店は2代目店主である田原照淳さんと田原さんのお母さんの親子2代で毎日営業されています。

    自家焙煎珈琲 蘭館は、見た目はレトロな外観で一見すると古めな喫茶店のような印象を受けますが、オーナーである田原さんは九州では初となるSCAA認定のコーヒー鑑定士の資格をお持ちで、いわば「コーヒーのソムリエ」という方です。

    このSCAAとは世界最大のコーヒー取引業の団体で、栽培・ロースト・醸造の産業企画を認定し、高級コーヒーの品質の規格を一定にするために1982年アメリカで結成された由緒ある協会です。

    また田原さんは、この他にもさまざまな大会に挑戦しており、Japan Cup Tasters Championshipに優勝、日本一になっただけでも凄いですが、世界でも3位に輝いたことがある驚くべき実力をお持ちなのです。
    「自家焙煎珈琲 蘭館」は日本のコーヒー業界の最先端を走る珈琲店です!

    自家焙煎珈琲 蘭館

    自家焙煎珈琲 蘭館はブレンドが6種類と、浅煎りと深煎りまでの5段階に分けたブレンドコーヒー、ストレート珈琲やカフェオーレ、ウィンナー珈琲など豊富な種類の珈琲が味わうことができます。

    ブレンドコーヒーの名前は大宰府にあるお店ということもあってか、蘭館オリジナルブレンドとして、「梅大路ブレンド・道真ブレンド・観音ブレンド・都府楼ブレンド・小鳥居小路ブレンド・合格珈琲」などユニークな名前のコーヒーが明確に分類された美味しい味を楽しめます。
    コーヒー豆は世界各地の農園から選び抜いた「スペシャルティーコーヒー豆」を使用しており、業界でも珍しいドイツ焙煎機「プロバット」を使用して毎日オーナーである田原さんが自らの手で焙煎しているこだわりようです!

    またフードメニューでは「エッグトースト」が人気です。パンは薄めで柔らかく、ぶ厚い玉子焼きがサンドされ、非常にボリュームたっぷりなものとなっています。
    そのほかにもミックストーストはハムときゅうり、玉子もサンドされており、おなかが空いている人にはおすすめの一品になっています。

    ~この記事の珈琲店のご案内~

    店名:自家焙煎珈琲 蘭館
    住所:福岡県太宰府市五条1-15-10
    アクセス:西鉄大宰府駅を下車して、徒歩5分
    定休日:なし
    お店のHP:なし

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  • 思案橋
    昭和21年から愛される老舗の珈琲店「珈琲 富士男」(長崎)

    「珈琲 富士男」は長崎市鍛冶屋町で1946年(昭和21年)に創業された老舗の珈琲店です。
    周囲は長崎らしさを残したレトロな建物が多く、長崎電鉄の思案橋電停を降りて、鍛冶市通りを歩いて徒歩5分の位置にあります。
    外観はモダンな雰囲気を見せ、歴史を感じさせる趣ある店内、レトロな建物に「珈琲 富士男」の看板が目印の珈琲店です。
    コーヒーエチオピア

    珈琲 富士男ではオーナーの吉田達正さんがこだわりの珈琲を提供するため、使用している珈琲豆はアラビカ種(原産地はエチオピア)の豆をアフターミックス製法で焙煎し、風味を大切にするために2週間で使い切るようにしています。

    抽出もこだわりのネル・ドリップ方式。「アフターミックス製法」とは、それぞれのコーヒー豆に最適な焙煎方法で焙煎し、コーヒー豆の個性を引き出した後にブレンドする製法のことです。
    手間とコストはかかりますが、味と香りを引き出し、個々の風味が織りなす豊かな味わいを楽しむことができます。

    そんなこだわりの珈琲ですが、1杯430円で飲めるのもうれしいポイントです!

    長崎

    ほかにもコーヒーは、フレンチ珈琲やエッグ珈琲、スピリット珈琲などがあります。
    富士男オリジナル珈琲も各種あり、お手軽なお値段でくつろぐことができ、地元の人のみならず観光で訪れる方にもとても人気のある珈琲店です。

    また、コーヒー同様に人気のあるメニューにサンドイッチがあります。
    その中でも「たまごサンド」が一番の人気メニューであり、ふわふわのたまごに仕上げるために多くのたまごを使用しています。
    味付けはシンプルに塩とコショウのみ、パンも上質でサンドイッチに合うものを使っています。
    またお得なセットもあり、付いてくるサンドイッチが選べるサンドイッチセットは830円、コーヒーセットが730円、ケーキセットは670円といろいろなセットが用意されています。

    「珈琲 富士男」は、小説家の遠藤周作さんが「砂の城」という小説の中で取り上げたこともあるなど有名なエピソードがあります。
    長崎の歴史と深いつながりがあり、一時期は長崎市内に9店舗あった富士男ですが、現在では本店の1店舗のみとなっています。
    (出典:http://d.hatena.ne.jp/shimamukwansei/20160124/1453626829)

    地元の人に愛され、いつまでも変わらない時間を提供してくれる。自分の時間が過ごせる場所としてこれからも多くの人に愛される珈琲店をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

    砂の城

    〜この記事の珈琲店のご案内〜

    店名:珈琲 富士男
    住所:長崎県長崎市鍛冶屋町2−12
    アクセス:長崎電鉄 思案橋電停から徒歩5分、北方向鍛冶屋町通りへ入る。
    定休日:なし
    お店のHP:http://gourmet.excite.co.jp/detail/hitosara0006040272/

    思案橋

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  • コーヒー豆
    ネル・ドリップで注文を受けるごとに淹れる大阪「ばん珈琲店」

     「ばん珈琲店」は、大阪府大阪市中央区森ノ宮にある老舗の珈琲店です。
    創業は1973年6月、当初は城東区鴨野にオープンしました。そして2004年1月から大阪城公園からほど近い距離の森ノ宮に移転されました。
    少し分かりにくい場所にあるため隠れ家的なお店の雰囲気になっておりますが、本当の珈琲好きから非常に人気の高い珈琲店です。

     ばん珈琲店には、少し変わった看板が店の前に置いてあります。

    「−珈琲だけの店−」

    それだけを見てみると、頑固なオーナーが経営している硬めなお店なのかなと思いますが、実はそうではありません。それは「珈琲を楽しんで欲しい」とただその思いが込められている物なのです。
    そこにはオーナーのこだわりを示すように店舗も大きく作らず、本当に珈琲を楽しんで頂くためのちいさな空間に込められています。

     そして、肝心のメニューですが、こだわりのコーヒーはネル・ドリップで1杯1杯、注文を受けるごとに淹れられています。
    そのコーヒーは通常のコーヒーより濃い目の深入り珈琲。メニュー構成は、ストレート珈琲が5種類、淹れ方の異なる3つのブレンドから選びます。そのほかはカフェ・オレなどが5種類。

     実は珈琲だけではなく自家製のケーキも販売されています。ケーキはコーヒーに彩りを与え、より深い味わいをもたらしてくれます。
    コーヒー豆

    ばん珈琲店では、コーヒーの種類は基本的に使用している珈琲豆のグラム数、お湯の量によって濃さが異なります。Bタイプで(20g、100cc)、Cタイプでは(30g、80cc)、ばんブラックというタイプでは(40g、60cc)となっており、
    通常家庭で淹れる珈琲を際には(10〜12g、140cc)なので大きな違いがあることが分かると思います。

     ひとつだけ注意しておく点は、あまり濃いコーヒーが得意でない人はミルクで薄めたりできるコーヒーが1種類と決まっているということです。そのような濃い珈琲をゆっくりと味わい、アクセントとして「生クリームたっぷりのシフォンケーキ」や「ブルーベリー レアチーズケーキ」を一緒に食べることでまた異なった一面を見せてくれます。

     また店頭での珈琲豆の販売も行っておりますので、ご家庭でばん珈琲店の味を楽しむこともできます。珈琲好きの方や今から珈琲に詳しくなりたいとおもっている方たちにおすすめできる大阪の名店です!

    〜この記事の珈琲店のご案内〜

    店名:ばん珈琲店
    住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1−16−21
    アクセス:大阪環状線森ノ宮駅から徒歩3分
    定休日:毎週水曜日
    お店のHP:http://ban-coffee-ten.blog.so-net.ne.jp/

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  • ホットケーキ
    京都の老舗「スマート珈琲」〜豆と会話をしながら焙煎する

    昔ながらの珈琲店が点在する京都の町で、80年以上前から愛されてきたお店があります。
    その名も「スマート珈琲」。1932年創業です。現在は、京都市内で2店舗を展開しています。
    鴨川に程近い店舗が本店、桂川の近くにある店舗が太秦店。本店は京都のお店らしく入り口が狭く、奥に長い間取りで、お店に入るとその広さに驚くこと間違いありません。

    創業昭和7年 スマート珈琲店 / Cafe Smart coffee / 京都いいとこ動画

    店名の“スマート”には「気の利いたサービス」という意味が込められているそう。スタッフの方々の接客にも、控えめながらきらりと光る明るさが感じられます。

    また、ログハウスのような雰囲気の内装は、オーナーがスイスの山小屋をイメージしたもの。重厚な色味の店内には、老舗だけが醸し出せる独特の雰囲気と、甘く香ばしい珈琲の香りが漂っています。

    スマート珈琲のこだわりは、「豆と会話をしながら焙煎すること」だ、とオーナーは語ります。
    ドイツ製の焙煎機を使って毎朝焙煎する豆は、2日間ほど寝かされた後、ネル・ドリップでゆっくりと抽出され、商品として店舗で提供されます。
    マイルドで美味しいコーヒーは、創業当時から三代目に引き継がれた今も、地元の方を始め多くの方々に愛され続けています。

    お店の作りはというと、2階建ての1階部分は喫茶店となっており、美味しい珈琲とともに甘味や軽食を楽しむことが出来ます。
    温かい飲み物とふかふかのフレンチトーストやホットケーキ、絶品タマゴサンドの組み合わせには、一度味わうと虜になってしまうお客さんも多いと聞きます。食べログには、珈琲の写真より、ホットケーキの写真のほうが多いほど!?

    また、ランチタイムには2階席が解放され、お昼時には毎日行列ができるほどの賑わいをみせます。
    いくつかのメニューから2種類を選ぶスマートランチやとろけるオムライスに、貴方も舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

    ホットケーキ

    ぜひ皆さんも近くを訪れた際には、ここスマート珈琲に寄ってみませんか?気持ちの良いスタッフの皆さんが貴方をほんわりと迎えてくれますよ。
    お店は大変人気で常に多くのお客様が入っていますが、“スマート”なサービスを心掛ける「スマート珈琲」では待ち時間もそこまで気になりません。

    スマート珈琲で使用している珈琲豆は、通販サイトでも購入できます。
    ご家庭でも簡単に珈琲を味わえるドリップパックや自家焙煎の珈琲豆、贈り物として喜ばれるギフトボックスなどさまざまな商品を取り扱っています。これを機会に名店の珈琲を味わってみてはいかがですか?
    http://shop.smartcoffee.jp/

    〜この記事の珈琲店のご案内〜

    店名:スマート珈琲
    住所:京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町537(本店)
    アクセス:地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩2分
    定休日:喫茶 年中無休、ランチ 毎週火曜日定休
    お店のHP:http://www.smartcoffee.jp/

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  • ブラックコーヒー
    「神戸にしむら珈琲店」はストレート珈琲をはじめて提供したお店!

    神戸にしむら珈琲店は、1948(昭和23)年に神戸・中山手通とハンター坂の南角でオープンしました。
    現在では、本店も含めて11店舗が兵庫近辺に展開しており、多くのお客様から愛されている歴史深い珈琲店です。
    店舗の外観はヨーロッパの建物のような建築様式が取り入れられており、内装は華やかなヨーロッパ調の調度品に統一されています。
    兵庫に居ながら、本場ヨーロッパの雰囲気が味わえることもまた神戸にしむら珈琲店の人気のひとつです。

    神戸にしむら珈琲店 中山手本店 – 地域情報動画サイト 街ログ

    神戸にしむら珈琲店は、日本ではまだ代用コーヒーが広く用いられていた頃から、「ブルーマウンテン・キリマンジャロ・モカ」などの本物の珈琲豆をブレンドした珈琲を提供してきました。そして、今では当たり前のように思えるストレート珈琲をはじめて提供したお店なのです!

    その他にもカプチーノやヴィエナコーヒー、コーヒーゼリーなど当時では珍しいメニューを次々に生み出していった業界のパイオニアとして大きな役割を果たしてきたお店でもあります。

    また、お店独自の決まりもあり、コーヒーを淹れる作業は3年以上修行を積んだ従業員にしか認めておらず、
    サンドイッチを切る作業であっても正社員以外には認めないなど厳しい決まりを設けることで、サービスの質を落とさず、すべてのお客様に満足してもらえることを目指しているそうです。

    コーヒーに使用する水やドイツの焙煎機である「プロバット」を用い、コーヒーを注ぐ珈琲カップにもこだわりを持ち、さまざまな面で最高の1杯を作れるよう日々努力しています!

    ブラックコーヒー

    また、神戸にしむら珈琲店では通販サイトでもお店で使用している珈琲豆を購入することもできます。
    実にさまざまな種類の品が販売されており、ご自宅で使用する珈琲の挽き売り、ギフトとしても使えるギフトセット、
    簡単に楽しめるドリップパックや珈琲を淹れる為の専用機械なども販売されています。詳しくは下のアドレスを参照してください!
    http://www.kobe-nishimura.jp/shopping/index.html

    神戸にしむら珈琲店は、業界に先駆けさまざまなことに挑戦し、その中でも珈琲を広く多くの人に味わってもらうために努力を積み重ねてきた珈琲店です。
    コーヒーの他にもケーキやアイスクリームなどのスイーツ、フードメニューも充実し、珈琲店のみならず食事で利用することもおすすめできる店舗です。

    神戸近辺にしか展開していないお店ではありますが、近くを訪れた際にはぜひ足を運んで、にしむらの味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

    〜この記事の珈琲店のご案内〜

    店名:神戸にしむら珈琲店
    住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1−26−3(中山手本店)
    アクセス:JR神戸線 三ノ宮駅から徒歩8分
    定休日:元日
    お店のHP:http://www.kobe-nishimura.jp/whats/index.html

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  • 倉敷
    「倉敷珈琲館」〜歴史情緒溢れる場所で本格的な焙煎珈琲を。

     倉敷珈琲館は、白壁の町、倉敷の観光スポットが並ぶ美観地区の一角にある焙煎珈琲専門です。
    昔は民家であった建物をヨーロッパ風に改築し、1971年にオープンしました。外観は和風の白壁ですが、店内はヨーロッパの情緒漂うアンティークで囲まれ、洋風の雰囲気に包まれます。
    またお店の奥にはちいさな庭もあるので、晴れた日には外で珈琲を楽しむこともできます。

    ようこそ、倉敷珈琲館へ

     倉敷珈琲館では、“珈琲賛歌”という考えのもと日々おいしい珈琲を目指しています。その中で、珈琲豆を最大限においしく抽出するためには、なによりも珈琲と珈琲にかかわる者との間にはりつめた関係がなければならないとあります。
    本格的な珈琲を提供するために自家焙煎を行っており、世界各国の珈琲豆を丁寧に吟味・厳選して仕入れています。
    焙煎する前後に割れている豆や黒ずんだ豆を丁寧に選り分け、色むらなどのチェックも欠かさずおこなっているそうです。
    珈琲の抽出方法はこだわりのネル・ドリップで1杯ずつ抽出したものが提供されます。本来のコーヒーのおいしさを感じることができ、多くの方に愛される珈琲店です

     倉敷珈琲館では、ストレートコーヒーが3種類、バリエーションコーヒーが9種類と豊富な種類の珈琲を楽しむことができます。
    おすすめメニューとして、「ウインナコーヒー」があります。3段階の変化を楽しんでもらうように、最初は混ぜずに飲むことをおすすめしています。

     まずは、1段階目として、たっぷりと浮かんだホイップクリームの甘さを感じる。
    2段階目として苦みのあるコーヒーの味を感じる。3段階目はコーヒーカップのそこに溜まったザラメの甘さを楽しむことができます。
    このように1杯のコーヒーであっても、物語を感じることができます。さまざまな種類の珈琲の香りが漂う店内は、どの珈琲にするか思わず迷ってしまうことでしょう。

     そしてなんといっても名物は「琥珀の女王」。水出しされた濃厚な珈琲にオリジナルリキュールとハチミツ、そして生クリームを浮かべた一品。ひと粒氷が浮かんでいます。
    お味は…訪れてのお楽しみにしましょうか。ただし10月から6月の期間限定メニューだそうですのでご注意を。

     また倉敷珈琲館では通販サイトでもお店で使用しているコーヒー豆が購入できます。
    珈琲ブレンドや季節に合わせたギフトボックスなどさまざまな商品が取り揃えられており、なかなか足を運べない人でも気軽に本格的に珈琲を楽しむことができます。
    珈琲豆の定期購入やネルドリップを行うためのネルも販売していますのでぜひご家庭でも本格コーヒーを味わってみてはいかがでしょうか?

    〜この記事倉敷の珈琲店のご案内〜

    店名:倉敷珈琲館
    住所:岡山県倉敷市本町4−1
    アクセス:JR山陽本線倉敷駅から徒歩15分
    定休日:なし
    お店のHP:https://www.kurashiki-coffeekan.com/index.html

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